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2016.3.3
2014.03に逝去された恩師黒沢隆先生の論考集「個室の計画学/SD選書・鹿島出版」が刊行されました。先生から建築の教えを受けた有志で1年間かけてまとめました。2016.3.19に、下記のシンポジウムを行います。年度末のお忙しい時期かと存じますが、ぜひともご参集賜りますようお願い申し上げます。
「個室群住居の現在-われわれの居場所を今、あらためて問う」
日 時 2016年3月19日(土) 13:30~17:00
会 場 日本建築学会建築会館ホール(東京都港区芝5-26-20)
https://www.aij.or.jp/jpn/guide/map.htm
2016.1.25
Cross(豊島岡女子学園中学校・高等学校)働く卒業生のメッセージ集
建築設計の仕事について紹介させて頂きました。
2015.10.19~24
NUアート倶楽部展覧会(日本大学理工学部1号館)
・NUスケッチ会の作品を展示しました。
2015.9.26~28
東京建築士事務所協会 街づくりフェア― in新宿
足立区の名所スケッチが東京名所絵葉書(東京建築士事務所協会)になりました。
・おばけ煙突/平成帝京大学正門モニュメント
2014.12
環境未来住宅コンペティション in東松島 入賞
21世紀の家族たちへ -自然と地域に寄りそう日本文化を伝承する家
2014.10.20~25
NUアート倶楽部展覧会(日本大学理工学部1号館)
・NUスケッチ会の作品を展示しました。
2014.9.28~30
東京建築士事務所協会 街づくりフェア―in新宿
足立区の名所スケッチが東京名所絵葉書(東京建築士事務所協会)になりました
・ワンド/荒川
2014.9.13
修善寺駅新駅舎オープンセレモニー
2010年「修善寺駅アイディアコンペ」で最優秀賞を頂いた駅舎が完成し、基本計画コンセプトが記念パネルとなり、観光案内所入口に設置されました。
2014.07
第1回サンワカンパニー デザイン コンペ【中古マンション部門】入賞
Furniture Wall Style -家族の間をデザインするー
NUアート倶楽部展
[スケッチ雑感]
日大の学生さんと行った関西研修旅行大徳寺の
「スケッチと茶への想い」を展示させていただきました。
2012.09~11号のコア東京誌の裏表紙「思い出のスケッチ」でも
掲載させて頂きました。
曲り木
大徳寺 高桐院 (細川家ゆかりの塔頭)
参道にも真行草があるようで松と切石の真の参道を曲るとスケッチの
森の風情、生垣で切り取られた苔と竹柵で演出された行の参道です。
緑パワーで豊かな気持ちにさせてくれる見事な景色ですが
「景色がなんてシンプルだろう」と不思議に思いました。
中木や高木の木々が生垣の外や中からニョキニョキと伸びていて
苔の庭に木が1本も生えてないことによるものかと拝察されました。
永年の枝づくりとその手法に感動した旅の思い出です。
光と影
大徳寺 真珠庵庭玉軒(飛騨高山城主金森宗和好み)
雪国生まれの宗和らしい雪への配慮から、外路地と共に
屋内路地を有する二重路地の設えが特長の茶室です。
茶庭の内路地の潜口からここに入ると暗さに驚きますが、
目がなれ、蹲踞の下地窓に歩いてきた外路地の景色が見え隠れし、
やわらかな暗さが心を落着かせ、薄明な茶室への期待が高まります。
一服の茶を喫むことへ光影に心眼を傾け茶室のみならず
内路地の巧みな光と影の工夫に敬服した旅の思い出です。
書院庭の一画を生垣で仕切り、茶庭を設け
茶庭とは躙口の手法を取り入れた障子下半分を吹放ち、
灯籠と手水鉢の蹲踞を配して、内外を一体化した
その空間構成で有名な茶室です。
点前座に座して、写真等で見たことのなかった風景に
「わあ この茶室の特等席」と思わず息を飲みました。
客座からは見えない書院本庭(琵琶湖に見立た赤土三和土)が
茶庭横に広がり、茶席が琵琶のうみへ出航する
船内風景を連想させるようでした。
西向きの悪条件を逆手に設計した席で、西日が赤土三和土と
手水鉢の水に照りつけ、水のゆらぎがキラキラと砂刷天井に
乱反射する光の中で、遠州は1人どんな茶碗で
茶をと勝手に色々妄想したひと時でした。
戦国乱世を生きた利休の「一期一会」と対比され、
戦乱が一段落した時代に生き「格より入って格より出る」と
伝統を踏まえつつ創作した遠州晩年の自身の為の茶室、
点前座からの景色に作者の意図は不明ですが
内外を一体化させた贅沢な空間に感銘した旅でした。
耐震出前相談会
[耐震]
計画停電は経験した事のない暗闇でやりきれない気持ちになりました。
震災後、今できることはと考え、地元の耐震化から始めたいと思い、
建築士事務所協会足立支部の「耐震出前相談会」に参加し
区内各地に出向き、講演&相談会をさせて頂いています。
リフォーム工事をお考えの方へ
耐震補強はリフォームと同時に行うことがコスト的に有利です。
診断して必要であれば補強を必ず行ってほしいと思っています。
阪神大震災では
死因の85%が建物や家具倒壊による下敷きが原因です。
発生後15分以内に多くの方が亡くなり、
その後の火災等により下敷きのまま亡くなっています。
S56年以前の建物に
足立区(他地域も)では診断や補強に助成金がでて、
「区民の命を守る」「倒壊建築物で道を塞がない」を目指しています。
建物が倒壊しなければ逃げ出せ、津波に備え高所へ避難でき、
消火活動も行え、命が、家が、街が守られます。
耐震補強工事は
リフォーム工事のようにコストがインテリア等の見栄えに反映しないので、
震災の怖さが喉元過ぎてしまうと、進まないのも現状ですが、
地震国の過去に学び、家は社会的資産でもあるので、
未来へ向け考えてほしいと思います。
家が道を塞ぐ加害者になりたくない
診断、補強工事を行った皆様は高齢者が多く、
地域との関わりを大切にされている方で心温まる現場でした。
障害児のいるご家族から
震災後の避難所生活は難しく、災害後、家で生活したいとの
お話から始まった補強、障害者の避難所普及の必要性も感じました。
震災後、耐震診断・補強の実績として
YHTはわずかですが、足立区では多くの耐震診断が行われています。
住宅 7軒 (診断7軒の内、補強工事 6軒・取壊し建替新築工事 1軒)
公共建築物 2軒 (保育園・幼稚園)
足立の保育園のみえる化耐震
耐震部材をあらわして父母に安心感と耐震の必要性を促しました。
練馬の幼稚園みえる化耐震
2012・11・7・日本建築家協会 住宅再生部会セミナーで
「つかい続ける・住み続ける設計作法・YHT環境設計の仕事
商品住宅と耐震改修」の講演会をさせて頂いたことがご縁となり
今年の夏休みに行った幼稚園の耐震補強工事です。
「ホームページを更新しました」
[お詫び]
3.11震災から約1000日が経ちました。
津波は地域の記憶の痕跡まで全て持っていってしまったと
岩手県や宮城県の被災地へ伺って感じました。
まずはできる事からと地元の耐震化活動を行っていますが、
地の利のない調査不足の被災地の早急な提案は行えないですし、
お力になりたいと思いながらも、
相変わらずモンモンとしていた次第です。
一刻も早い復興をお祈り申し上げますと共に
HP更新もせずお詫び申し上げます。
更新項目 設計への想いと進め方 ・しごとについて
「ecoms 32」に 競技設計案が掲載されています
[コンペ]
SUSアルミ共生建築Competition'10
アルミによる廃校の再利用において
「アケルトツナガル・ウゴクトツナガル」が
佳作に入選いたしました。
応募作品が掲載されております。
よろしければ、ご覧ください。
「新建築 住宅特集 3月号」に 競技設計案が掲載されています
[コンペ]
木が創る「モダン」×環境デザインコンペティション
木の家がつくる、都市のこれからの風景において
選外佳作に入選いたしました応募作品
「向う三軒両隣・杉板壁と借景の杜」が
掲載されております。
●受賞作品が展示されています!
よろしければご来場ください。
日時:2/25(金)~3/8(火) / 2日は休館
場所:伊佐ホームズ駒沢住宅・ギャラリー櫟 入場無料
(東京都目黒区東ヶ丘2-13-25)
時間:10:30~17:30
URL:http://www.isahomes.co.jp/
「建築家100の模型展」に 出展しています
[展覧会]
リビングデザインセンターOZONEが主催する模型展に、
住む人のこだわりから発想した木造大空間に暮らす、
「愛犬との生活を楽しむイエ」
を出展しています。
よろしければ、ご来場ください。
日時:1/27(木)~3/29(火)
場所:リビングデザインセンターOZONE5階 入場無料
(東京都新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワー内)
時間:10:30~19:00
URL:http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/1063.html
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[ご挨拶]
一級建築士事務所の行っているしごとや、考えている内容をできるだけオープン化しようとの方針で作成しました。